骨折が早く治る超音波機器を開始しています!

当院では、医学的に認められ、厚生労働省認可、医療保険適用の超音波機器を用いて骨折がなかなか治らない方の治療を開始しています。外来にパンフレットがございます。ご覧ください。

 

超音波骨折治療に関して

 

【治療の目的】

 

この超音波骨折治療法は、従来の基本的な骨折治療(整復、固定等)を行ったうえで、更に骨折治癒期間を短縮する為に行う医療です。骨折部に微弱な超音波を照射することにより骨癒合を促進させます。科学的に厳密な方法で臨床研究した結果、脛骨(すねの骨)や、橈骨(手首の骨)の骨折の治癒期間が約40%程度短縮される事が報告されています。

 

【治療の対象・自己負担額】

 

健康保険使用の場合

 

この治療法は健康保険の適用になっています。              ―3割負担の例―

 

〈治療の対象〉                           〈保険点数〉   〈自己負担額〉

 

   四肢の開放骨折、粉砕骨折で観血的手術後           5,000点     15,000

 

   四肢の難治性骨折 

 

(受傷、手術後3ヶ月以上経過しても骨癒合が得られない骨折)      12,500点     37,500円 

 

【治療期間】

 

上記①の治療を開始した場合は、3ヶ月間治療を行い、3ヶ月時点で効果を主治医が判定します。

 

1) 3ヶ月で治癒すれば、治療終了です。

 

2) 3ヶ月時点で、未だ治療が必要と判断された場合(難治性骨折)は、②の治療となり、更に

 

最長12ヶ月間治療を継続できます。(追加自己負担額は、37,500円となります…3割負担時)

 

(又、この時点で、本治療法では十分な効果が得られないと主治医が判断した場合、

 

他の治療法を行う事もあります)

 

【治療方法】

 

1)骨折部に正確に超音波照射が出来るように、皮膚上に照射位置をマーキング(×印で)します。

 

2)治療ヘッド部分に伝導用ゼリーを乗せ、治療ヘッドを専用バンドの中に入れ固定します。

 

3)治療器のスイッチを入れると内蔵タイマーが働き、20分間照射されて、自動的に電源が切れます。

 

・・・これで照射は終了です。・・・毎日1回、根気良く照射しましょう。・・・

 

【治療のポイント】

 

1)治療器は、患者さん1人に1台のレンタルです。入院中も、又退院後も自宅で治療を継続できます。

 

2)臨床研究での効果は、1120分の治療を継続した場合のものです、

 

毎日欠かさず治療をする事が重要です。

 

【予想される副作用】

 

*超音波骨折治療器の副作用としては、浮腫、疼痛、皮膚の発赤、筋肉痙攣などがまれに発生すると報告されていますが、疼痛、骨化性筋炎の報告以外に重篤なものはございません。

 

【機器の返却】

 

* この骨折治療器はレンタルで提供されています。治療終了後は返却ください。